≪2007年7月9日≫ ブエノス・アイレスに史上2度目の雪が降った日 |
当日になって、マスコミが様々な即興的な催しを行った。思いもかけず本物の雪を見た市民達は、これぞ北半球のクリスマスというものだと、はしゃぎまわった。催しものの一つに、新聞社が募集した「雪を写した写真コンテスト」がある。ジャンルは、デジカメ部門と携帯電話カメラの二つの部門である。応募作品はいずれも瞬間的なチャンスを捉えたものであるため、鮮明度や構図を十分に吟味する余裕がないため不十分な出来ではあるが、何度も言う通り、生まれて初めて見た雪に興奮した様子が伺える。デジカメ部門の1位は画質が悪いため掲載するのは無理なので、2位のものを紹介する。 |
《携帯電話カメラ部門 第1位 作品》 | 《デジカメ部門 第2位 作品》 |
ブエノス・アイレスは坂のない街であるが、平地でもよく滑る。 アルゼンチン人は車の修理も自分でするような器用な人種だが すぐこのような子供用道具を作った父親は大したもんだ。 |
場所は不明(道路標識が読めない)だが、 立ち尽くすサンドイッチマンも雪に濡れるのを 楽しんでいるのかもしれない。 |
ブエノス・アイレスに89年振りに雪が降ったお話はこれでお終いです。 《ラテンアメリカと私 扉へ戻る》 |