アルゼンチンだけでなく世界的なタンゴの不世出の大歌手と言われる、カルロス・ガルデルは1935年6月、コロンビアのメデジン空港での飛行機事故で45歳の生涯を終えたが、 その事故の原因を始め、彼のプライバシーには謎とされていた部分が多く、出生地、国籍、父親などについて、憶測や風説が色々伝えられてきた。これらを”ガルデルの神話”と言う人達もいる。 私は、ブエノス・ アイレスの出版社「コレヒドール社」が1996年に発行した、「Carlos Gardel y la rai'z de mis genealogi'as 」と言う本の特定ページの日本語への翻訳権を獲得したので、この本を中心に、ブエノス・アイレスの日刊紙「クラリン、 (1990年12月)」と同「ナシオン」の特定ページ(1995年5月)」の記事及び私が集めた資料などを参考にして、こうした”謎”とされてきた事柄についての真相を明らかにする。なお、 メデジン空港の事故については、このホームページの「メデジン空港の事故の謎に迫る」で詳しく説明しているのでご覧願いたい。  

  ★暫くギター演奏の「ラ・クンパルシータ」をお聞き下さい。



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