≪第1課≫ 

 今ではスペイン語もずいぶんと、日本語の中に入り込んできているように思われる。外国語の特徴を現わすのに、色々な言い方があるようであるが、一つの例として、フランス語は恋を語る言葉、ドイツ語は男の言葉、英語は馬と喋る言葉、そして、スペイン語は神と語り合う言葉、と言う例え話がある。発音と綴りが曖昧な英語や、濁音が多くてなんとなく汚いフランス語などに比べて、スペイン語は、濁音がないので発音がすっきりしているし、綴りもローマに似ていているので、日本人には覚え易いため、色々なネーミングなどに向いているようだ。特に自動車の名前には、スイペイン語から取ったものが多いようだし、その他の分野においても、スペイン語がかなり使われているよう思える。
  ほぼスペイン語一色のラテン・アメリカから題材を得てきた銀乃川太郎のホームページであるが、様々な題材を基にして作成してきたお陰で、どうやら、内容の濃い、バラエティに富んだコンテンツになってきた。しかし、殆どがドクメンタリー調であって、遊び心に乏しい作品ばかりである。そうした傾向の中、Angelito Izutaniこと 泉谷 隆男氏の原作になる 「駄洒落で綴るスペイン語」 と題する冊子を入手した。中身はまさに駄洒落とこじつけのオンパレードであるが、知能指数が高くなければ出来ない代物ばかりである。原作者のご了承を得て、スペイン語の分からない方にもお分かり頂けるように編集したものを紹介する。これをお読み頂き、スペイン語の面白さの万分の一もお分かり頂ければ幸いである。

  まずは手始めに、曜日の覚え方から始めよう。

 日曜日   土民語習う日曜日              ドミンゴ(Domingo)                    
 
 月曜日   居るね、スランプ月曜病           ルネス(Lunes)         

 火曜日   迫まるテストは火曜日だ          マルテス(Martes)

 
水曜日   水曜日真面目に見える娘レスビアン   ミエルコレス(Miercores)

 木曜日   木曜日得票が増えベストテン        フエベス(Jueves)

 金曜日   寝冷える寝すがた金曜日          ビエルネス(Viernes)

 土曜日   さあ、バードディだ土曜日は        サバド(Sa'bado)


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