前 書 き

 この写真展は、鳥山純一、妙子さんご夫妻が、秋たけなわの南米南部をカメラを担いで探訪し、撮影してきた記録です。3月中旬から4月上旬にかけて、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロを皮切りに、上流階級の避暑地ペトロポリス,リオから臍のようにへこんだグアナバラ湾の奥に潜む「愛の島パケタ島」、建国以来200年余り栄えた古都サルバドール、宝石と金の産地ミナス・ジェライス州都ベロ・オリゾンテと、ユネスコの文化遺産に指定されているオウロ・プレット、そして今では、本場よりも古きよき時代の巴里の面影を残す、タンゴの故郷アルゼンチンのブエノス・アイレス、そして旅の終わりには、アジェンデ政権とピノチェット革命軍との壮烈な市街戦の跡が漸くに消えたチリのサンチアゴなどを巡ってこられました。

 大通りを歩き、路地を抜け、広場にたたずみながら、貪欲に写した被写体は多彩ですが、気取らないラテン・アメリカ社会の営みを見事に捉えています。右の索引からご希望の地域のページへ直接リンクすることが出来ます。写真展の構成は全部で58ページ、掲載写真は約230枚にのぼります。ページの中の写真掲載用枠の大きさは固定なので、横位置写真と縦位置写真を混合できないため、同じ題材の写真でも離れて掲載してある場合があります。

 ご覧になる方法は、右の目次の1〜7までは、各写真の右下部分(およその位置でよい)をクリックしますと、右から左へめくれます。8の(サンティアゴ)は、下から上へめくれます。めくれなくなった場合は、枠下の 「自動/手動」の枠の手動をクリックすると、めくれるようになります。左下辺(8は右上)をクリックすると元に戻ります。1ページの最後の写真には、次のページに進むようにコメントがでますので、枠下の「次のページへ」をクリックして次へ移って下さい。写真枠の大きさは横780ピクセル、縦595ピクセル(縦位置は横430)です。では、ごゆっくりご覧ください。
                      
2015.初夏  銀乃 川太郎 (写真展主催、編集)


リオ・デ・ジャネイロ
ペトロポリス
パケタ島
サルバドール
ベロ・オリゾンテ
オウロ・プレット
ブエノス・アイレス
サンティアゴ
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